さあ!口の中をのぞいてみよう。

おくちのおしごとはなあに?



身体にいっぱい動いてもらうために、食べ物から栄養を取り入れるよね。その食事を美味しく楽しく食べるために、お口はいっぱい働いてくれているんだよ。


それから、身体が元気に動くためには空気のなかにある酸素もいっぱい必要なんだ。お口はその酸素を取り入れる為の呼吸をすることにとっても大事な働きがあるんだよ。

お口の中は感覚に優れているんだよ。熱い冷たい硬いやわらかい、大きさや小ささを敏感に確認できるんだ。そうして、口に入れても大丈夫かなって身体が覚えていくんだよ。
また、口の形をかえることで、お話をする時の言葉の発音が違うんだよ。お口がよく動いてくれるから歌えたりおしゃべりするからみんなと仲良くなれるよね。そして、笑顔は、仲良しの源だよ。お口の形や大きさが、あなたの笑顔を輝かせてくれるんだよ。

歯の病気にはどんなものがあるの?

むし歯
お口の中には、細菌といわれる微生物がいっぱい住んでいるんだよ。食べ物を食べると口の中のその細菌が酸を出して、その酸が歯を脱灰することによって、虫歯になりやすくなります。そこに汚れが詰まるとさあ大変!これがむし歯の原因さ!


歯周病
歯を支える骨が吸収するのが、歯周病です。口の中にいる細菌が出す毒素によって、骨が痩せていく病気だよ。歯みがきをうまく出来なかったり、歯石が付いた状態のままに放っておくと、歯周病が進行しちゃう。
そして、身体全身の怖い病気にも繋がりやすいから定期的に歯科医にいって、歯周病にかからないようにしておくことが大切なんだよ。

どうして歯は1回しか生え変わらないの?

人間の身体には、子どもの歯と大人の歯しかないんだよ!

歯が生えるのは3ヶ月からだよね。子供の歯が生え揃うのが、2歳6ヶ月頃に、乳歯が20本生えるんだよ。でもね、歯が生え変わる頃の6歳から12歳になると大人の歯に徐々に生え変わります
ちなみに、大人の歯は(親知らずを除く)全部で28本だから、大人の歯を大事にしようね。

むし歯になりにくくするには?

口移しや、大人の使用したスプーンや箸で食べ与えないようにしましょう。

お父さんやお母さんおじいちゃんやおばあちゃんが口に入れたスプーンで食事をしたり、口移して飲み物を飲んだりすると同時に細菌が移ってきて住みついてしまうんだ。だからそうした行為を減らすことで、子どもがむし歯になりにくくなります。
また、フッ素を定期的に一定量体に取り込むことによって、歯質を丈夫にすることにより虫歯になりにくくなります。

どうして歯は白いの?

白いわけじゃないんだよ。
白っぽく見えるだけ。それは光のせいなんだ。

歯の表面はエナメル質でできていて半透明その中にある象牙質は黄色光のあたり方通過の具合(屈折性)で、歯の色が変わるんだよ。あと、歯の表面にカルシウムとリン酸の結晶が着いて白く変化すると歯が白く見えるようになるんだ。歯が青っぽく見えるひともいるし、歯が黄色っぽく見える人もいるんだ。周り人の歯の色を比べてみると違いがわかるんだよ。なぜちがうのか?はユー歯科に聞きに来てね。